んでその連中から「え?5個も下なの?」ってよく言われるんです。が、これがよくわからん。
それでよくよく考えてみると、自分が「リアルタイム!」「自分のための音楽!」って思ってた作品って実際には5こくらい上の人がやっていたものが多かった…という事実があった訳なんです。
これって私がおませ(爆)だったってことじゃないと思うんですよー。
例えば尾崎豊。あの音楽は、多くの人にとって青春のイチページだと思うんです。で、私もご多分に漏れず尾崎=マイワールドって思っている所が若干あり、正直周りもみんなそんなもんでした。でも、尾崎は同い年ではなくて1965年生まれなのですよねぇ…。
これって別に私や私の友人に限ったことではなくて。『北の国から』に出てくる純は設定上がっちり私と同い年ですがやっぱり尾崎が好きって設定でしたし。
もちろん私と同年代のミュージシャンにもすごい人いっぱいいるんですよ。例えばJUDY AND MARYのYUKIやUAはいずれも1970年代前半生まれでかつ女性なのです。が、同年代で「これが私の歌だ!」と思っている人あんまりいない気がするんですよねぇ。ナンバガの向井秀徳はばっちり同級生+同じ九州出身で個人的にもすっごい好きなのですが、時代的なシンパシーはまるでないんです〜。逆にTHE BLUE HEARTSは「世代的音楽!」って感じがしてすごい共感できるのですが、落ち着いて考えてみればヒロトもマーシーも年上なんです。
なんで、私は同世代の作る音楽に共感してないんでしょう…。
これって音楽マーケットの構造上の問題なんでしょうかねぇ。10代に向けた音楽はオトナが作って発信している、みたいな。もしも音楽っていうものがそういうものとして流通しているのだとするならば、「世代意識」って実は虚構(は言い過ぎかもしれないけどフェイクというか演出入っている)んですかねぇ。
そういうのをぼんやりと考えているので、どうしても年齢の話をしてしまうんです。
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